「スクリーム(2022)」










シリーズ5作めで、内容も続いている。
ウェス・クレイヴン監督が亡くなって初めての新作なのだとか。
マット・ベティネッリ=オルピンとタイラー・ジレットの、
「レディ・オア・ノット」コンビが監督。

若い女性が一人で自宅にいるときかかってくる1本の電話。
相手は親しげでクイズなどを出してくるが、
やがて語りかけが不穏なものに変わってゆく…
というオリジナルを踏襲した冒頭でした。

このシリーズの良いところは、被害者が反射神経に優れ、
反撃も非常に効果的なところ
ぴゃーぴゃー泣いてばかりで、
ほぼ無抵抗で殺される弱者被害者がストレスになる人むけ。
何箇所か刺されてもまだ反撃するぞ。

とはいえ、さすがに新しい要素が特にないのは苦しいかな…?
シリーズファン向けです。

おちばれ

犯人当てミスディレクションまで1をリスペクトしなくていいのでは…?
旧作メンバーがいつまでもお元気なのはいいことだ…と思ったら、まさかの。
メタっぽいホラー談義ですが、やや長すぎだった。
エレベイテッドホラー(社会風刺などのテーマ性のあるホラー)を
ボコボコに貶していたが、理解できる部分もある。
チーズと油ギトギトの愛するピザを、
直系5センチほどのオーガニックで低カロリーな高級料理に変えられた気持ち。
でもNOPEとかゲット・アウトとか好きですけど(「アス」は私も好きじゃないです)。

今年公開の続編、6は好評のようです。








2023.04.26 サイトに掲載

2024.05.07 再掲載





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