「search/#サーチ2」 インタネットとWEBツールを駆使して失踪した人を探すシリーズ、2作目です。 原題は「Missing」。前作の原題は「Searching」。 珍しく邦題に2が付いているが、きっと前作の興行成績が良かったんだろうな。 彼氏と旅行に出かける母親を見送った18歳の娘は、 親の居ぬ間に自宅でパーティー三昧を楽しむが 母の帰国日に空港へ迎えに行くとそこに彼女の姿はなかった。 連絡もとれなくなっており、宿泊ホテルに問い合わせると、 「荷物をすべて残したまま出て行った」と知らされる…というあらすじ。 同時期公開コナンくんの新作も展開が早かったが こちらのスタートは更に爆速、「トンマは置いてくぜぇ!」というスピード。 あとデジタルネイティブ世代すげぇ…適度に巻いてあるとはいえ 終業時刻前の私ですらあんなスピードでやりとりはできない(笑) デジタルとんちが何回も閃くけど、発想までのタメが少ない。 ツールの反応が早いので、神経細胞の伝達速度も速くなるんだろうか? モニタやタブレット、モバイルの画面上で展開していくシーンが多いので すごい臨場感があります。 前作の監督脚本の方が今回は原案に回っておられる。 でも無駄のまったくない、よくできた話なので、サスペンス好きなひとにおすすめ。 前作とのつながりはちょっぴりしかないので 2から見ても問題ないが、1もおもしろいのでついでに見てね。 注意:嘔吐シーンがあります。 おちばれ注意 特に天才設定とかでない学生さんの捜査能力がこれなら 天才探偵とか、どんなことができないといけないんだろう。 見てるだけですごく頭を使って消耗しました。 ハビのシーンはちょっと人情会話多めで、一息付けた。 主人公を助けてくれる人たちは皆いい人だった。 ただ殺された人は気の毒だった。 実際あの匿う立場の人は、例えば身内とか、殺されるケースがとても多い。 考えると、冒頭の彼女は守護者たちを邪魔に感じ、 加害者を恋しく思っている。 鼻血の伏線の意味が変わるのとか、クールだったな…。 どうせああなるなら最初からやっておけばよかったですね。 余計なおせっかいですけど、デートでこの映画を見て、 愛情はあった!どっちも悪い! 云々言い出した人とは結婚しないほうがいいですよ…。 Netflixさん、二段オチに使ってもらえてよかったね! 1と2両方のねたばれ 犯人が対になっているのだなと思った。 2023.04.17 サイトに掲載 2024.05.07 再掲載 戻る |