「 映画ドラえもん のび太と空の理想郷 」










監督:堂山卓見
脚本:古沢良太

古沢良太さん、大河の脚本を書いてキムタク映画の脚本も書き、
ドラえもんの仕事もするという、働きすぎでは?状態で
心配しつつ見に行きました。

ユートピア伝説を知ったのび太は架空の国に興味を持つ。
そして空に巨大な飛行物が浮かんでいるのを目撃し、
ドラえもんの道具でその不思議な飛行物を探索するが…というあらすじ。

「雲の王国」のリメイクかと思ってましたがそうではなく完全新作だった。

内容ばれ
パーフェクトネコ型ロボットだけあってソーニャのデザインが完璧だった。
表情が抑え気味なのもいいし、タビを履いているのもかわいい。
最初「そうニャ」と言ったのだと思って、
「このクールな性格で語尾がニャ!?」と慌てたのだった。違った。

時間ものではないんだけど、最初と終盤がリンクしているのが面白かった。

まだ全容が明らかになってないときにすでに宗教っぽいなと思ったし、
8時就寝5時起床で無理だなってなりました。
まあ宗教ってあのライトと近しい役割があるというか
素のままだとすぐに残虐なことを始める野蛮でアホな人間を程よく矯めて
集団生活をさせるためにあると私は思っている。
仏教は特に、憎しみや強すぎる愛すらも弊害があると説いているし。
でも個性は素晴らしいし、みんな違うのはいいことだ。
けど生まれつき暴力衝動と性欲が過剰で、どうしても女性を襲ってしまうひとを
薬物によって矯正するのは個性を奪うことにはならないかな?それは悪かな?
などと考えます。

ドラえもん、見た瞬間すぐに記憶回路だって理解してたけど、
自分の内部の構造やパーツについて熟知してるんだな。

しずかちゃんの入浴シーンがまだあったのでびっくりしたんですが、
小学生の女児の入浴を映すのを健康的なお色気だとする感覚は国際的にはもはや異常なので
今後成長して国外で活躍する子たちが一発退場のやらかしをしないように
どうか制作側も、少しでいいので国外に目を向けてみてほしい。










2023.03.06 サイトに掲載

2024.05.07 再掲載





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