「 呪呪呪 死者をあやつるもの 」










3か月も前に死んでいた男の肉体が人を殺すという事件が起こり、
ジャーナリストの主人公 (人妻)は、その事件の犯人と名乗る男に
単独インタビューの誘いを受ける。
主人公は過去に何かあって、今の仕事を始めたっぽい。
そして主人公のピンチに、
過去に何かあって主人公絶対守るガールになったっぽい美少女呪術師が現れる!
というあらすじ。
これ明らかになにかの続編やないか!
ぶっとばすぞ日本の配給!
でもまあ百合がかわいかったので、今回に限り、 とくべつに許しましょう。
(調べたら全12話のドラマの映画版のようでした)
(「謗法 運命を変える方法」現在はNetflixで見られるようです)

続編であることを隠して宣伝する許可を出した責任者は、
歯周病で奥歯を失い、リウマチになりますように。
ただしインド映画「チェイス!」だけは例外とします。

主人公が大きなお姉さんで、それを守るのが美少女、
キーとなる人物も女性、時流を読んだシスターフッドホラー、
ゾンビvs呪術というわくわくするバトル、
カーアクション、復讐、そして韓国映画十八番の巨悪の告発、
盛りだくさんで楽しかった。
なんとなくフジテレビっぽさを感じたが、
今のフジテレビにこれは作れない気もした。

エンドロール後に映像があります。

ラストまでばれ

冒頭、ラジオパーソナリティーが専門家である主人公の言葉をさえぎって
どんどん発言するんですが、 それがピシャッと痛い目に遭うところで
すでにオッと思いました。
女性監督かなと思ったが、 男性監督だった。

美少女呪術師、
主人公の夫の刑事さんのことは 「おじさん」と呼んでいるが (血縁者なのか?)
主人公のことは 「お姉さん」と呼んでおり、
ドラマで一体何があったのか興味あります。
「お姉さん」 の細かいニュアンスも知りたいですね。

巨悪の製薬会社、企画の社内決裁であのおなじみの
書類の隅に判子を押す四角い桝が並んでおり
(手書きサインをするようだった)
韓国でも捏造マナークリエイターが
「偉い人に対して、少し傾けるように」
などと言ったりしておるのかと考えました。
英語圏でもあれあるんですかね。 弊社では現在電子印になっており、
そのうち廃れる気がしておるのですがどうでしょう。
あと上司を「先輩」と呼び、
異様な信頼と結束で結ばれているおじさんがたにもアジアを感じました。

四国での修行は、 ちょっとンフッってなりましたけど。
それにしても小柄なひとの飛びつき三角絞めはよいものだ。

犯人くんあのさ、呪われた力云々言うけどまずバイトしよ?
おうちにちゃんとお金いれよ?









2023.02.16 サイトに掲載

2024.05.07 再掲載





戻る