「 ブラックアダム 」










DCエクステンデッド・ユニバース11作品目。
紀元前3000年前に栄えたカーンダックには、
人々を支配して苦しめた暴虐の王を倒した勇者の伝説があった
現在のカーンダックも、 貴重な鉱石が採れることから
インターギャングという組織に長期間にわたり権力を振るわれており、
祖国の解放を願う人々はレジスタンス活動を行っていた。
大学教授でありレジスタンスでもあるアドリアナは、
勇者の伝説にまつわる王冠を守るために文献に記された墓地に侵入するが、
それは最悪の存在を復活させるきっかけになってしまう…というあらすじ。

どうかな〜?と思って見に行ったんですが、 面白かったです。
MCUの、社会問題を内包し、アクション超一流、登場人物の感情の振れ幅もすごく、
ジョークセンスもクール、みたいなムキムキしたのに
ちょっと疲れた人が見るのにちょうどよい感じ。

エンドロール後に映像あります。

ラストまでばれ

冒頭で、あれ?これシャザムでは?シャザム・ゼロでは?と思った。
シャザムシリーズは同じ監督でもないのになぜかクオリティが安定してますね。

終盤のオチの、 彼は実は選ばれし勇者ではなかった、という
あのミスディレクション好きです。上手く撮ってる。
しかしシャザム、 シャザムや神々の意志に沿わない動きをすると
容赦なく廃棄されてしまうの怖いですよね。
しかもどうも代理戦争くさい。 お前たちが直接戦え!

DCは毎回集められる能力者たちが、 どこかほっこりしてるんですが、
今回特に全員いいひとでしかも最終的にみんな仲良しさんとても爽やかでした。
というかというか、すごい心の通じ合った友情を見せつけて、
意味深な会話をしたあげく退場したヒーローがいた…。
Dr.フェイト……なんなんですか一体。気になるよ。
少年のころ、西部戦線に飛んでいく戦闘機を見送ったとのことで
一次大戦かと思ったが、いや本土で見たのなら二次か?とか色々考えました。
仲間の死など何十回と経験しただろうに、今回だけはどうしてもだめだったんですね…。
最後、未来の見えなくなった彼がとても幸福そうで印象に残った。
今回アダムを片付けるのが早すぎたというか、
2週間ほど面倒で放置していればみんな無事だったろうに、
ホークマン使った道具とか秒でお片付けしそうだもんね…それが裏目に出た。

アベンジャーズもそうですけど
ああいうヒーロー団体は外敵に攻撃を受けた国を守りに行けるけど、
隣国に侵略をされたり、一応手続きを踏んで
樹立した独裁政府などには手出しできない感じですかね。
思うにインターギャング、カーンダック政府に何らかの利益があって
駐屯が許されてるんですかね。
しかし27年間支配を受けていて、 助けに来てくれなかったスーパーヒ一ロー団体が、
ブラックアダム出現で飛んで来たら、 そりゃあ皮肉も言いたくなるでしょうね…。

アマンダ・ウォラー、冷酷演出ばかり入ってクレバー演出がないと
無能ザコおばさん感が定着しちゃうけど、そういうキャラクターなのかな?
あと終盤、カーンダック民がゾンビをやっつけてヤッター!ってなってるのは
少し首をひねった。
民衆が戦うべきなのは自分たちを抑圧してきたインターギャングなのでは?
ゾンビはむしろ隠れて様子を見るべきでは?
ボスが死んだら即解散で、あの時点でインターギャングはもういなかったとかかな?
それで代わりにゾンビをボコったの?

特別出演の彼、何も知らなかったのでびっくりしたー!









2022.12.08 サイトに掲載

2023.05.07 再掲載





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