「 アムステルダム 」










第一次世界大戦で親友になった男女3人が、
将軍暗殺事件に関わったことから命を狙われるというサスペンス。
実話ベース。でもなんとなくのんびりしたテンポの作品。

クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、
ジョン・デヴィッド・ワシントン、ラミ・マレック、
ロバート・デ・ニーロなど、出演者がとても豪華です。

監督デヴィッド・O・ラッセルは姪へのセクシャルハラスメントと
現場でのパワーハランスメントの両件で、
しばらく(7年ほど?)監督業から離れていたとのこと。
7年でカウンセリング、謝罪、等が済んで解決したと考えていいのかな…?

「世界にひとつのプレイブック」「アメリカン・ハッスル」とは
少し違った作風に感じられた。
複数の独白が入って、登場人物の空想が混ざり、
名前紹介が遅れたテンポで出るあのテイスト、
少しテレンス・マリック監督やウェス・アンダーソン監督ぽい?

クリスチャン・ベール、「フォードvsフェラーリ」と同じく、
不自由そうに生きる風変わりな人物でとても魅力的だった。
豪華なキャスティングなので画は贅沢で、
俳優さんの演技は圧力が高かったが、内容はやや薄めかも。

ラストまでばれ

クリスチャン・ベール演じる医師が非常に儚い印象だったので
ラストまで生きられるか?大丈夫か?と心配してましたが
まあとりあえず生きてた。あのあとどうなったかは分からないけど。

以前は美しかったクリスチャン・ベールの肉体は
大戦で醜い傷を負い、その背を撫でまわして性的に興奮する妻、
やめてほしいと懇願する夫、というマニアックなシーンがありました。
ふむふむなるほどね!
全身にめり込んだ破片を摘出する手術を受ける
クリスチャン・ベールとジョン・デヴィッド・ワシントンが
互いの手を離さないという友情のシーンもあった。
ふむふむふむふむ!

散漫な印象のまま終盤に入ったが
ロバート・デ・ニーロの演説でぎゅっと締まって
サスペンスっぽい体裁がついた。さすが名優の仕事。











2022.10.30 サイトに掲載

2023.05.07 再掲載





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