「 ウエスト・サイド・ストーリー 」











スピルバーグ監督による名作ミュージカル映画のリメイク。
公開してすぐに映画館で見るつもりでしたが
主演のアンセル・エルゴート氏に
未成年に対する性暴行疑惑が出てスルーしたのでした。
(この件、早く司法で有罪なり無罪なりはっきりさせてほしい…と思ってましたが、
SNSで被害を訴えた女性がアカウントを消してしまったのですね)
最近洋画でも邦画でもこういうパターンがじょじょに増えてきた。

「ロミオとジュリエット」を下敷きにして、
下町の貧困白人青年グループと、プエルトリコ系青年グループの対立と
プエルトリコ人のボスの妹と貧困白人男性の運命的出会いを描きます。
セットは美麗、ダンスは一級だった。
アメリカのダンス人口がどれくらいかは知らないが、
上位の一握りの人達なのだろう。

子供の頃に旧作映画版を見ているのですが
アメリカってこんな感じなのか、危険なんだなと思っていた。
今見るとHiGH&LOWのほうが治安が悪い…。
曲の中では「アメリカ」が一番好きです。
メロディも歌詞も華やかな、アメリカそのもののような曲という認識だったが
今聞くと結構皮肉も強い。
ところでこの映画とは関係ないが、日本の某時代劇の戦闘中にかかる曲と
「アメリカ」の一部分のメロディが同じだよね?って
高校生の頃から回りに言ってたんですが誰一人賛同を得られず2022年になりました。
けどSNSで検索したら同じことを言っている人がたくさん出てきて安心しました。
スッキリした。

アンセル・エルゴート氏、やはり歌が上手く、
本当に早く決着をつけてほしい。
男なんて狙いはみんな同じよ、いいえあの人は違う、ってシーンとか
どういう顔して聞けばいいのよ。
あと今回ドックに当たる人が女性になり、
アニタがジェット団に集団暴行を受けそうになったシーンで
子供のころから知ってるあんたたちが女性を暴行するようなクズになるとは!
って罵倒が飛んだり、ジェット団の女性たちはアニタを助けようとしたり
ちょっとしたシスターフッドが描かれた。

それと旧版では分からなかったけど、
今見るとリフはトニーのこと好きなんだなって分かりましたね(血走った目)
(互いにバットマンとスーパーマンって呼び合ってた)










2022.10.17 サイトに掲載

2023.05.07 再掲載





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