「 Arc アーク 」 ケン・リュウの「円弧」をなぜか日本で映画化。 パフォーマーとして暮らしていた主人公は、 ある女性に見いだされ、 死体に特殊な樹脂を流し込み、 その姿を永遠に留めるサービスを行う会社に就職する。 彼女は次第に、人間と死の世界に魅せられていく…というあらすじ。 こんな話だっけ…?と思って再読したが、大筋はそんなに違ってなかった。 しかし数多いケン・リュウ氏の作品の中でなぜ「円弧」だったんだろう…。 エモーショナルな死とその周辺を見るのが好きな人は多いけど、 死の概念について興味のある人は少数派だよね日本の人。 ラストまでばれ 加工なしの天然の人生を送った息子に、 やや長めに尺が割かれているようにも思う。 100年生きた人が、あんな風に(若い女性のように) 他人の言動に気持ちが揺れるだろうか…?という疑問はあったけど、 終わり方は、まあ自由でよかった。 2022.09.01 サイトに掲載 2023.05.07 再掲載 戻る |