「 ONE PIECE FILM RED 」 ワンピの劇場版15作品目。 音楽の島で巨大なライブが開催される。 電伝虫で全世界に歌を発信してきたウタという女性の初のコンサートで ルフィたち一行も参加していたが、 彼女の歌を聞いたルフィは子供の頃に共に海賊を目指した少女のことを思い出す…というあらすじ。 脚本が黒岩さんだったので見に行った。 ワンピが歌中心の邦画アニメの流れに乗った! ボーカル部分担当はAdoさんで、作曲は1曲ずつ違うアーティストを採用。 歌唱中のPVも凝っていて、 動画コンテンツで育った層へのフックとして良い線だと思う。 バケモノ級の戦力集団麦わらの一味に加え、 他海賊、海軍の皆さん、能力を組み合わせれば不可能などない集団ですけど、 うまく無効化してありました。 全部ばれ 上映時間4分の1ほどが歌なので、あまり複雑な粗筋は作れないし、 (そもそもそんなニーズはないですが)加えて登場人物が鬼多いなか 健闘されたと思います。 関係ないですがカリスマ歌姫初ライブ闖入者という事で 「竜とそばかすの姫」を思い出した。 あれ肉体が野ざらしになってるので、1週間ももたず大部分の人が死ぬと思いますが、 平民の生活の満足度があまりにも低くなると ちょっとしたきっかけで集団自殺が発生するので 搾取階層はそこのところ注意するべきですね。 (一度に900人以上死んだ事件などもあります) ネズキノコはかわいいけど、効能と副作用がどう考えても覚醒剤だし、 ファンシーな画面ながら内容はなかなかダークなFILM REDでした。 見終わったあとに、歌唱部分が「うっせえわ」の人か!と知ったんですが 声の性質的には「逆光」のような歌が一番合っていらっしゃるけども 「新時代」のようないかにもアニメヒロインてきなキラキラした歌も 全然歌いこなされるのはすごいですね。 「逆光」と「私は最強」が好きです。 言ってしまうと、歌声はもっとランクが高い強キャラのイメージがあるので、 今後も何か別作品で歌うキャラクターを演じてみていただきたいです。 本誌派なので、登場面子を見て 「あれ…テレビではどこまでやってるんだこれ?」と少し疑問に思った。 音楽を楽しむ世界のみんな、というシーンで懐かしい人達が映りました。 2022.08.07 サイトに掲載 2023.05.07 再掲載 戻る |