「 キャメラを止めるな! 」










(原題「Coupez!」)

上田慎一郎監督の「カメラを止めるな!」フランス版です。
あらすじはほぼそのままで、 日本で当たったゾンビ映画の企画を
フランスで作ることになったという風にしてあった。

ちょっとだけアレンジもあったりして、
オリジナルが好きな人は楽しめると思います。
音楽がアレクサンドル・デスプラとあって、
同姓同名の別の人かと思ったら、
公式のお仕事一覧にあったわ…。ちょっと驚いた。

あ、ゲロと排便シーンはアレなので。
エンドロール後に1シーンあります。

内容ばれ

アツアツのひとが出ておられた。国際女優だ。
日本ねたは当然多いですけど、
日本人はゾンビに詳しい、 日本の観客はレベルが高い、 などの褒めもあれば
日本人は真珠湾を攻撃した、などのセリフもあります。
真珠湾のことで現在も日本にマイナスイメージを持つフランス人が多い感じ…?

音楽担当の人が新要素なのですが、
「比較音」と「引っかく音」のあたりは、
なんかすごく翻訳が難しい台詞なんだろうなと思った。

シワンジュク村や、ヒグラシ・ヒグラサイとか
適当名詞の宝庫だった(笑)

護身術クラヴマガはイスラエル生まれ、モサドも採用しているとかで
動画を見たら、同時に急所の3点攻撃をしていて、殺意が強すぎて笑った。
スポーツなどにするのはおそらく無理だろう。
体格の小さなひとなどでもかなり有利になるそうです。

脚本が優れている話は
役者や国や監督が変わっても問題なく面白い。
「カメラを止めるな!」はここ数年の日本の全ての映画の中で
一番脚本が優れている作品だと私は思います。









2022.07.21 サイトに掲載

2023.05.07 再掲載





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