「 ザ・ロストシティ 」 有名恋愛小説家の主人公は夫を亡くしてから休筆していたが 復帰作となる作品のツアー中、謎の大富豪に誘拐される。 彼女の救出に向かうのは、マッチョでイケメンだけど 中身はいまひとつ頼りないカバーモデルだった…というあらすじ。 冒険コメディ+ロマンス映画。 すごい馬鹿馬鹿しいけど、よく考えられていて、 ロマンスも程よく、優しい話でした。 自己投影して映画を見るタイプの男性向きではない。 主演はサンドラ・ブロックとチャニング・テイタム。 若くはない知的な主人公と、姿は美しくて周囲から好かれているが 知力はなく何もできない異性、という過去の定番の逆転版を意図的にやっている。 しかしチャニング・テイタム演じるモデルも、単なるバカなイケメンではなく、 視聴者が段々彼に好意を持つように、エピソードが重ねられます。 ダニエル・ラドクリフさんの出演作選びは信頼が置ける。 今回は楽しそうにヴィランを演じておられたが 最近の彼の役柄のなかでは常識的な人だった。 血がたくさん出るシーンが1回だけあります注意。 ラストまでばれ モデルは、考えが足りないだけで、 見栄をはらずに分からないことは何でも素直に聞くし ヒロインを支配しようとしないし、いいやつ。 一緒にいて楽しいのが一番の恋愛だと私は思いますよ。 チャニング・テイタムの背中に色々くっつけて笑いを取りにくるのやめて(笑) ヒルはそうでもなかったけど、フェイスパックで笑ってしまった。 ミイラ人間も、くるぞくるぞって感じで、ブラピのところで笑った。 ブラピが、主人公か!?ってくらい存在が輝いてて、 でもあのあんまりな退場なのも好きなセンスです。 この人はクリフ・ブース(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド) の子孫なのでは…?と思った。 エンドロール中に映像があるのでお見逃しなく。 2022.06.26 サイトに掲載 2023.05.07 再掲載 戻る |