「 ゴヤ・マーダー 」










スペインのサスペンス映画です。
女性2人コンビのサスペンス映画って珍しい!と思って見ました。
年上の先輩女性刑事が独身で、若い後輩刑事が子持ち人妻。
ゴヤの版画の所有者を、絵画に見立てて殺害する連続殺人が起こります。

最初のうちは、後輩刑事が子供の写真を見せたら
「見せてくれって頼んだ???」って怒るし、
「私は仕事一筋だけどあなたは違うでしょ???」と、
どうしても家庭のことに時間をとられてしまう後輩に嫌味を言ったりします。
でもたぶん後半になったら段々信頼するようになり、
いいバディになるんだろうな……と思ってました。

ラストまでバレ

全然そんなことはなかった。
先輩女刑事は顔を焼かれて死んだ。
ポカーンとした。
先輩女刑事は、上司と寝るし、好きピとも寝る。
好きピに事件の情報をぺらぺら喋ってワイドショーに流されてしまうし、
後輩女刑事は先輩からの緊急の電話のときグーグー寝てて気付かないし、
2回目はカラオケしてて気付かない。
そのせいで先輩死ぬ。どっちもあんまりだ…。
スペイン人はこれで「あー、面白かった!」
って思うんだろうか?

まあダメ男性バディのサスペンスだったらこんな感じのはあるけど、
女性2人でここまで好感度低いのはめずらしいなと思いました。










2022.05.11 サイトに掲載

2023.05.07 再掲載





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