「 キング 」 シェイクスピアの「ヘンリー四世」「ヘンリー五世」を元にした映画。 イングランドの王位継承者ハルは、街で放蕩生活を送っていた。 しかし父のヘンリー四世が病死し、王位を継ぐことになり、 暗殺未遂事件なども起こる不安定な情勢の中で 王らしく振舞おうとするハルだった…というあらすじ。 美しい王太子をティモシー・シャラメが演じます。 顔が美しいので当時のあのベレー帽みたいなヘアスタイルも バッチリ似合っていて高貴ですらあります。 内容ばれ ティモシー・シャラメ演じる美しい王太子と 彼に忠実な、野性的な騎士…ハッ「DUNE 砂の惑星」じゃないの! と思いました。 わりと戦争上等な気質のヘンリー五世を 現代風の人道主義者にしたため、 その皺寄せが弟とフランスの王太子にいった感じ。 とくにロバート・パティンソン演じる王太子は おもしろサイコパス枠でした。 これから戦争を始める敵の大将が単身で会いに来て 無事に帰れたりとかしてたんだろうか…。 だとしたら案外紳士的な戦争だね。 最後の15分くらいの突然のサスペンス、良かったです。 ところで、臨終の父親から掛布団を引きはがす、 英国が舞台の息子の話を連続で見たのですが 何か有名な故事か伝承でもあるのでしょうかね。 2022.04.12 サイトに掲載 2023.05.07 再掲載 戻る |