「 ナイル殺人事件 」











アガサ・クリスティ原作、
エルキュール・ポアロもの長編映画化の2作品目です。
前作「オリエント急行殺人事件」から続いている。

大富豪の娘リネット・リッジウェイは親友のジャクリーンから
婚約者を紹介される。
その男性を一目で気に入ってしまった彼女は
親友から奪う形で男性と婚約するが、
ジャクリーンがストーカーと化し、身の危険を覚えていた。
一方、エジプトを旅していたポアロは
偶然から大富豪のパーティーに招待されるが…というあらすじ。

登場人物はかなり減っていて分かりやすい。
オリジナル要素もどんどん入ってますが悪くはなかった。

苦手要素注意なのですが
ちょうどロシアが侵略戦争を始めた翌日に映画が封切られたこともあり、
冒頭の長い戦争シーンでウッてなりました。
というかナイル殺人事件で…戦争…あれ?シアターを間違えた?とも思った。

犯人ばれ・トリックばれ

色調とかちょっとクラシックで、昔の映画のようでした。
舞台劇めいた構図の決まったショットや、
登場人物たちを複雑にカットされたガラスを通して観察するショットも前回から引き続きあります。

昔からマニキュアの中身云々は無理がある…と思ってましたが
絵具に差し変わった。絵の具かよ!それはそれで臭いが気になる!

本当なら登場しないブーク氏が登場することや、ポアロの顔の怪我、
中高年の同性愛カップルを出すこと等々、オリジナル要素は上手くいってたと思う。
ふと思ったが、カトリーヌの話をこのまま引っ張り続けて
次辺りでヘイスティングズ大尉を登場させ、
カトリーヌ絡みで「カーテン」を終わらせたら、すごくきれいな流れになりそう。
いや、私は「カーテン」苦手なんですけどね。

事前のうわさとして、アーミー・ハマー氏の行状に色々と問題があり、
なるべく画面に映らないようカットするという話を聞いた気がするのですが
「そんなことが可能なのか!?」と思ってました。
もちろん無理で、普通に映っておられました。

ジャファケーキが!!
最近見かけなくなったマクビティのあれを久しぶりに食べたくなりました。









2022.02.28 サイトに掲載

2023.05.07 再掲載





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