「 ゴーストバスターズ アフターライフ 」 ゴーストバスターズとしては4作品目。2の続編。 兄妹と母親の3人家族は、家賃滞納で退去させられ、 先日亡くなった祖父が住んでいたオクラホマの家に引っ越した。 そこでは地震が多発しており、科学好きの娘は 祖父の残した謎の装置を発見するが…というあらすじ。 マッケナ・グレイスさんが眼鏡の科学オタクびしょうじょを演じます。 1を見ていない、または記憶が胡乱な人は事前に見ておいたほうがよいかも。 オリジナルを撮ったアイヴァン・ライトマンの息子さん、 ジェイソン・ライトマンが監督。 彼の過去作品を見るにこういう定番エンタメよりは、もう少ししっとりした作風のようです。 すごく真面目に旧作フアン向けに作っておられた。 2016年リブート版のように、若くない普通の女性たちがチームを組んでゴーストと戦ったり イケメン金髪で天真爛漫な男性が受付をしたりといった 当時のファンの中高年〜初老のかたが拒否感を示すような常識破りの設定はひとつもなかった。 小道具も美術も展開も設定もめちゃくちゃクラシックで、お行儀よく、 かつ敬老精神あふれる内容でした。いや本当に、20世紀の映画ぽく作ってあった。 エンドロールの途中と最後に映像があります。 ラストまでバレ ポール・ラッドがよい仕事されてました。 あとオカルト富豪シャンドアの死体役がJ・K・シモンズでもったいなかった。 立ったと思ったら死んだ。 マッケナさんはゴーストをぶっとばしてやるという鋭い目が最高でした。 亡くなったハロルド・ライミスはCGと、代役のミックスで表現してあったが ハグできて全身見えている幽霊というのがアメリカぽかった。 門の神と鍵の神、とても懐かしい。 あと久しぶりに怪異の中心地の雲が渦巻いているのを見ましたが もしかしてゴーストバスターズって、中心地の雲が渦巻くのの元祖? いや、その前にすでにあったかな? 「クジョー」ってコロンビアだっけ?って思ったらワーナーじゃないですか。 なんでや。同じキングでも「クリスティーン」とかならコロンビアなのに。 (しかもクリスティーンはオカルトだが、クジョーはオカルト関係ない) あと関係ないけど一瞬トゥインキーが映った。 ホラーとは言えない、お子様でも安心な内容なのにPG12とは? と思ったら無免で子供が車を運転しているのが駄目だったらしい。 配給としてはかなり手痛いのではないか。 ラストのあの方の登場シーン、最高のタイミングでした。 「えっ!?」って思った瞬間に切り替わったからね。 2022.02.13 サイトに掲載 2023.05.07 再掲載 戻る |