「 355 」 サイモン・キンバーグ監督。 少しずつ増えてきた、女性比率の高いエージェントものアクション映画。 出来栄えも段々洗練されてきている。 CIA女子とMI6女子とBND女子とDNI(コロンビア)女子とMSS(中国)女子が手を組んで 大量破壊兵器を追うという話。 ドレスアップをビシッと決める一方、クタクタボロボロの姿もあり、 火花バチバチの敵対シーンがあり、労わり合いもある、細やかでサービス精神旺盛でした。 出演はジェシカ・チャステイン、ルピタ・ニョンゴ、ペネロペ・クルス、 ダイアン・クルーガー、ファン・ビンビン。 オチばれ 何でもハッキング装置とプルトニウムのマクガフィンは、 最近見てなかったけど久しぶりだわ。 ちょっと大味だけども、キンバーグ氏の過去作(脚本も)みんな大味だからな。 ラスボスくん、一旦死んだふりする意味はどこにあったんだろうと 考えながら帰りましたが、まあたぶんフリーで動きたかったのとあと 怒りを原動力とした彼女の能力を評価してたんでしょうね。 彼はクズだったかもしれないけど、性差別主義者じゃなかったのでしょう。 「女などにやられよって」っておじいちゃんに言われたときも、べつに悔しそうではなかったし。 CIAとBNDがいい雰囲気だったので、タンバリンをもって 「ヘイ百合!」「ヘイ百合!」ってパンパンしてました。 ルピタ・ニョンゴさんのファッションと鞄ななめ掛け可愛かった。 2022.02.07 サイトに掲載 2023.05.07 再掲載 戻る |