「キングスマン ファースト・エージェント」










国家に支配を受けない特殊諜報組織キングスマンを描いた
シリーズ3作目。今回は組織結成前のビギニング話。

従軍経験から非戦を主義としてきたオックスフォード公は
盟友の頼みもあって、英国の危機を救うべくロシアに飛ぶが…というあらすじ。

予告の、カリンカの歌に合わせて
皆が「ウワ〜〜!!!!」って叫んでいる編集映像が印象的で、
今回もハチャメチャ寄りの内容なんだな、と思っていたら、案外そうでもなかった。
SFガジェットがなく、スパイアクション映画というより、
歴史パロディアクション映画かな?
特訓シーンはあります。英国要素も(時代は違うけど)ある。

エンドロール中にワンシーンあります。

注意書きのための内容ばれ

動物虐待&マーライオンげろ注意!

ラストまでばれ

冒頭で大切なパートナーを失って
その遺児(自分の子でもあるけど)を育てるというのは1の意図的な繰り返しなんだろう。
マシュー・ヴォーン作品で
年長者の特訓を受けた若者は死なないという思い込みがあったので、
どちらかといえば父親が負傷し離脱するのだと思っていたが違った。
父親の勇敢さを受け継げと息子が言われる映画は何本もみたが、逆は初めてだ。
(英国の植民地主義に懐疑的で、反戦派だったオックスフォード公が、
従軍に積極的で愛国心の強い息子の勇敢さを見習うというのは
現代の価値観的には「それでいいの?」という気もするが)
まあ、血筋など関係ないというのがキングスマンのテーマなので、
ああならざるを得ないのだけど。

息子の死のシーン、救出したつもりで
実は兵士の体を盾代わりにして自分が助かっただけだったり、
自分の小細工が原因で味方の誤解を受け射殺されてしまうなど、
感動的な死からは程遠い皮肉の効いた演出は好きですね。

ましゅぼん監督の悪趣味部分はラスプーチン戦に集約されてた。
リス・エヴァンス怪演でした。
レイフ・ファインズがズボンを脱いで
ラスプーチンに舐め回されて声をあげているシーンに、
監督の、してやったり顔を幻視したし、
オックスフォード公の足が悪い設定は、あのシーンのためだけに作ったね?

我々は、ならず者(Rogue)ではなくオックスフォードだ。
どっちも靴の話ではなかった。ちょっと翻訳に苦悩が見えた。

ジョージ5世とヴィルヘルム2世とニコライ2世が
同じ役者さんって全然気付かなかった…。

マーリンは代々ガジェット担当なんだろうか。
いや、しかしこの映画のマーリンはどちらかといえば最強戦力だけども?

羊飼いがものすごくヴォルデモートっぽいのは英国ジョークなのか?
あの会議もデスイーター会議っぽかった。

威風堂々を聞くと自動的に花火が見えるようになりましたが、
今回は1812年(序曲)。いやでも1ほどは悪趣味ではなかったけど。











2021.12.27 サイトに掲載

2022.05.08 再掲載





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