「劇場版 呪術廻戦 0」 久しぶりのチケット争奪戦でした。女性客が7割という感じ。 ジャンプ連載中のオカルトアクション漫画「呪術廻戦」の プロトタイプ的な漫画「呪術廻戦 東京都立呪術高等専門学校」 (呪術廻戦ゼロ巻)の映画化。 ごく普通の高校生、乙骨憂太には 子供の頃に事故死した幼馴染の里香の霊が憑いており、 その霊が憂太を攻撃する相手をことごとく傷つけるため 処分対象とされていた。 しかしある教師の反対意見により、彼は 東京都立呪術高等専門学校に編入することになるのだった、というあらすじ。 ジャンプ漫画なのでバトルメインなんですが、 体術に加えて怨霊を使った攻撃が有効なので変則的で面白いです。 あとみんな大好き学園ものに加えて 主義が食い違ったために敵同士となるかつての親友なども出てくるよ。 巻き込まれ型主人公の少年の声は緒方恵美さんで、 控えめなツッコミの演技がとくに良かった。 エンドロール後に1シーンあります。 内容ばれ 百鬼夜行はオリジナルシーンがかなり加えられていて あっ、やっぱりこの人たち人気なんだね!という感じだった。 パンダ夏油戦もなにげに長くなってた。 あと里香ちゃんと乙骨君の出会いと、2人が遊んでいる楽しいシーンが増えて、 メンタルやばい彼女を支配して酷使している印象はやや減った。 五条先生の「女は怖いねぇ」というセリフも改変された。 里香ちゃん怨霊化の事情が分かると的外れなセリフなので 変更されて良かったと思う。 あと細かい部分だが血がNGなのか、紫色になって 「赤好き」が「キレイなの好き」になってたし、 あとセクハラ霊のセクハラ仕草はなくなってた。 この話のテーマは壊れてしまった友情と現在進行形の友情なので すごく爽やかに切なく終わるが、 その後真希さんの夢がどんなふうに叶ったかとか、 地獄展開を思うと暗雲垂れこめる。 (本編主人公は今回登場していない) 記念冊子はまだ余部があるようですが、 もし後になって見て、もう手に入らない!という人がいたら 描きおろし漫画はジャンプにも載ったので バックナンバーをネットカフェなどで読むといいです。 ただし漫画以外の記事も多いですけど。 (野薔薇さんの好きな映画のジャンルを見て、ますます好感度が上がりました) 通常連載の漫画と特別描きおろし漫画が同時に載って、 芥見先生がちょっと心配になりました。 2021.12.26 サイトに掲載 2022.05.08 再掲載 戻る |