「テン・ゴーカイジャー」 「海賊戦隊ゴーカイジャー」10周年記念映画です。 えっ10年……?5年くらい前じゃないの? 公式、計算間違えてるんじゃない…?えっ…? レンジャーキーを利用したシステムで歴代ヒーローを呼び出し、 バトルを行うという公営カジノが認められた世界。 収益金の大半は防衛費、スーパー戦隊の維持費になるという事で 歴代戦隊もキーの使用を認めていた。 消息不明のゴーカイジャーのみレンジャーキーが揃っていなかったが、 公営カジノに協力するゴーカイシルバーの元にグリーンが現れて…というあらすじ。 公営カジノで女子高生はお小遣いを、 お年よりは年金をつっこんで遊んでいる! HiGH&LOWより治安が悪い!…と思ったんですが 色々ひっくり返ってよかったです。 奇抜な設定と導入部が良い感じの、楽しい話でした。 みんなそれぞれに見せ場があってよかった。 キャラクターに合ったアクションシーンも見ごたえありました。 女子組は特にですが、みなさんお変わりなく。 内容ばれ 後続の戦隊への変身シーンもあり、 ルパパトのサービスシーンが結構うれしい感じでした。 あと映画オリジナルのフォームもあり サービス盛りだくさん。 最後のレッドはなんか人間巨大ロボみたいになっちゃって、 動けそうになかったですけど、面白かった。 守ろうとしていた存在が、逆に宇宙を侵略しようとしていた、 というのはわりと新しいし、 マーベル映画だったらそこで一旦葛藤があると思うんですけど、 マーベラスは「守る価値はある!」って押し通すの強かった。 子供たちにはこの映画で「良いことって必ずデメリットがあるので、 ちゃんとした人は説明してくれるけど、 メリットしか言わない凄く分かりやすい話って大抵詐欺か搾取だよ〜」 というのを学んでほしい。 それと安易に宇宙侵略とか言っている人は「三体」を読んでほしい。 たかみちさん、盗難届出しなよね…。 2021.11.18 サイトに掲載 2022.05.08 再掲載 戻る |