「アンチライフ」










滅びる寸前の地球から、裕福な人間は遠く離れた星に移住しつつあった。
移住のための船には睡眠状態で到着を待つ人々と、
船を安全に航行させる役割の人々が乗り込んでいたが、
船内には正体不明の生物が乗り込んでおり、
船員たちは徐々にその餌食となっていく…というあらすじ。

2016年「パッセンジャー」と2017年「ライフ」を足して割って
予算を20分の1にした感じ。
一応ブルース・ウィリスが助演なのですが…。

序盤はそれでも一応普通のB級SF映画に見えなくもないんだけど、
後半になるにつれお金のかかりそうなショットは
「よく見えない」「省略する」等の方法で切り抜けているうちに、
トンチキアニメか紙芝居みたいになってきて、
???というラストを迎えるのでした。
予算がないときはSFや時代物を撮らないほうがいいんじゃないですかね。

内容ばれ

荒くれ船員たちがこっそりお酒を合成してみなで飲んでいるのは、
英国の階下の人々みたいでちょっと面白かった。
あと謎の触手は宇宙ができる以前からいたって言ってましたが、
クトゥルフって言いたいのか何なのか。
だいたいあの触手の設定もころころ変わりすぎて訳分からないし、
何がやりたいのかもよく分かんなかった。









2021.10.13 サイトに掲載

2022.05.08 再掲載





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