「マスカレード・ナイト」 ホテルで起きる殺人を未然に防ぐため潜入する警察官と、 ホテルマンとの共闘を描いた「マスカレード・ホテル」続編。 東野圭吾さん原作。 マンションで見つかった他殺死体に関して 「犯人がホテル・コルテシア東京の年越しイベントに現れる」という密告状が届く。 参加者は全員仮装するきまりのその催しを監視するため、 再び新田がホテル従業員になりすます…というあらすじ。 冒頭の長いタンゴシーンと、木村さんがイベント名を言ったら それがエコーになってタイトル、という演出は少しレトロすぎるように思った。 ホテルのグランドフロアは相変わらず豪華。 そうそう、この映画の無茶ぶりの客を見ると、 両ひざを金属バットで砕きたくなるんだった、と懐かしく思い出した。 今作の無茶ぶりは前作より少しまし…?片膝くらいで勘弁してやる。 犯人ばれ 原作未読ですが、2股によるあれがミスディレクションで まんまと騙された。 プロジェクションマッピングの光が瞳に反射しているところ、 とてもお美しかったです。 相変わらず山岸さんの客至上主義は徹底してましたが、今回の 「あの女性と話したい」というゲストのご要望に応えてしまうのはどうかと思いました。 女性客も当然ながらホテルにいる時間をお金で買っているわけですから。 というか若い女性はホテル内でも気を抜かず防犯に気をつけている人が多いので、 まずは女性客のほうに相談すべき案件なのではないだろうか…? 沢村さん演じる日下部は、片膝で勘弁してやんよ。 小日向さん、最近「危険なビーナス」や「MIU404」でお見掛けしてて 設定が脳内で混ざり、「この小日向さんはどういう小日向さんだっけ…?」ってなった。 2021.09.20 サイトに掲載 2022.05.08 再掲載 戻る |