「ゴジラvsコング」










ゴジラさんとコングさんのコラボ映画です。
モンスターバース4作目。
まあしかし3作品を見ていなくてもだいたい分かります。

髑髏島でごきげんに暮らしているかと思われた
コングさんですが案外そうでもなく、
しかも巨大生物は戦って王者を決めないといけない掟らしく、
聞いてないよ?とヒト科がアワアワするという映画。

人間はアホな行動ばかりするのですが、
まあ全員モブだから仕方ないな。

公式グッズにデカいねたばれがあるそうなのでご注意ください。

色々ねたばれ

冒頭のコングさんのイケメン起床からの朝のシャワーで
早くも笑顔になりましたが、全体的にコングさんアイドル映画でした。
圧倒的なパワーを見せつけつつ、尻が痒かったり寒いところが嫌だったり
心が弱ったりするギャップで女性ファンの心を掴みましたね。
ゴジラ先輩はやはり戦闘力において地球最強。
けっこう頭をぶん殴られてましたが耐久力が高い。

伝統の東映VSで共通の敵があれするところが
最大のどんでん返しだと思います。
今回乱入してきたアイツ、あのデザインは
1度転ぶと二度と起き上がれないデザインだと思うんですが、
わりと迅速に立ち上がっていたので、
なんと素晴らしいバランスプログラムだろうと感心しました。

R2-D2やTARSみたいに、全長に近い長さの補助パーツがあったほうが、
安定はすると思うんですけども、
でもまあ匠のこだわりであの長さでないと駄目だったんでしょう。

何かを上げるために何かを下げますけど、
割と近年あったゴジラの日本製アニメ映画3部作、
出てくるメンツは近いのに
ハラハラもドキドキもワクワクもしなかったんですが、
あれはザコ人間のグダグダドラマを
メインに据えてしまったせいだってハッキリわかりました。
この映画くらい「人間はザコ。怪獣こそが尊い」って
やってくれたらよかったのに。

愚かな人間は愚かなことを色々やらかしてましたが、
なかでも地底パートでは
「おい!未知の細菌!ウイルス!おい」って思いました。
あと余計なお世話ですが産業スパイになりたい子には、
企業のパソコンから情報を抜くのは空想科学USBでないと無理だし、
監視ソフト複数入ってるよ!とだけ言っておきます

ギドラをルーター扱いするアイディアは面白かったが、
小栗さん演じる芹沢Jrがスーパーザコだったのがちょっと残念だった。
芹沢の名前の格的に。
あとヒロインちゃん、お母さんソックリになってきたわね?










2021.07.06 サイトに掲載

2022.05.08 再掲載





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