「戦火の馬」










映画版を以前見ています。
ものすごく昔に舞台版のおすすめをいただいたので見ました。
サラブレッドの血を引く狩猟用馬なのに農耕馬として買われた馬
ジョーイの数奇な運命を描く内容。
時々見かける感想は「馬がすごい」ばっかりなんですが、
なるほど確かに馬がすごい….!!

馬は基本頭に1人、前脚に1人、後ろ脚に1人が付いて操作しています。
文楽ですね。
毛皮をかぶせたりはせず、あえて骨組みをむき出しにしていますが、
動きが繊細なので生物に見える。
そして役者さんが騎乗して走ったりするし、
複数出てきて騎馬隊が突進したりする。すごかった。
あらすじは、映画版よりも更に登場人物が削られていましたけども、
丁度よいボリュームでした。

内容ばれ

トップソーンとの友愛が美しい。
馬の死亡するシーンで、
倒れた馬型から操者の3人がタイミングを合わせて抜け出る演出、
命というか、魂が消える瞬間みたいでよかった。
有刺鉄線のシーン、やっぱり山場なのでありましたが
見るたびイテテテテテテテテテテ!ってなりますね。










2021.03.16 サイトに掲載

2022.05.08 再掲載





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