「ラーヤと龍の王国」










でっかい百合だという噂を聞いて見に行った。
戦うディズニープリンセス、そのライバルプリンセスとの複雑な感情、
剣によるバトル、王子様は存在しない。面白かったです。

アジアをモデルにした架空の国、クマンドラは
人を石に変える魔物ドルーンにより滅亡の危機に瀕するが
ドラゴンの自己犠牲により助かって500年が経過した。
5つの国に分かれた人間たちは、相変わらずいがみ合い、
龍の残した守護を台無しにしてしまう…というあらすじ。

スター・ウォーズに出演なさってたケリー・マリー・トランさんが主役の声を担当。
最強のドラゴン、シスーにオークワフィナ。

ディズニープリンセスは両親揃っている人が多数派だけど
(追記:いや、シンデレラ、白雪姫、ベル、アリエル、ティアナ、アレンデール姉妹と
両親健在な方が少数派でした。失礼しました)
この作品はラーヤもナマーリも片親を亡くしていて、
登場人物2人は両親ともに亡くしていて風変わりな比率だと思った。

劇場で予告を流し、色々準備していた「ムーラン」が
配信のみの公開となり、
日本の劇場のディズニー作品に対する扱いに混乱が生じました。
ゆえに本作品もシネコンでは公開されず、
主にイオンシネマさんや小さめの映画館での上映となりました(感謝)。
面白かったので非常に惜しい。

オチばれ

クマンドラはインドネシア、あとタイとベトナムなどを
うまく混ぜ合わせた感じ。

ナマーリ、強火のドラゴンオタク、シスークラスタガチ勢なんだけど、
リアルシスーを見たときの、はわわわわわわ!って顔がかわいかった。
でもナマーリのやったことって、同じ推しを推す者として信用して
お宝グッズを見せたら、渡米までしてコンでゲットした
サイン入りの推しの写真をパチって逃げたようなものでしょう?
私なら絶対に信頼しない。(私と龍の王国・完)

オークワフィナ演じるシスーが良くて、
神秘的な存在というのは東でも西でも口数が少ないものだけど、
シスーは思ったこと全部口から出ちゃう系で、
それは「よく知らないものは怖い」という作品のテーマと合ってる。
全部伝達して、信じる子。
(脱線しますが、神秘的な存在は口数が少ないというのは
何か大本になる古典があってその刷り込みなのか
それともひとは情報の少ないものを
本能により神秘的と感じるのかどっち?と思いました)
(でも相手の理解力を過信せず、誤解によるトラブルを減らすには
情報を多めに流すほうが合理的だと思う)

ドラゴン体のシスーの顔、別に似てないのにすごくオークワフィナに見えた。
あと人間体のシスー、姿勢が丸くて表情がフニャフニャで猛烈にかわいい。

ナマーリのお母さんが、何事もなかったかのように
大団円に参加してて、ちょっと笑った。
ファングが悪者にならないよう、ファングが世界を救うべきっていうのは
一応ナマーリが叶えたからいいのか…?

同時上映
「あの頃をもう一度」
若さにこだわり、老いた今は良いところがないと考える夫と、
そうではないと考える妻をダンスと雨で表現するアニメーション。
うーん、アニメの技術は良かった。









2021.03.15 サイトに掲載

2022.05.08 再掲載





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