「ダニエル」 統合失調症を患う母親と、次第に不仲になる父親、 不安な毎日を過ごす主人公に、ダニエルという空想の友達ができる。 楽しく過ごしていた彼等だが、ある出来事をきっかけに 主人公はダニエルを封印する。 時は過ぎて大学生になった主人公は、母親との関係や 大学生活の不安からいつしかまたダニエルと会話をするようになるが… というあらすじ。 主人公がスーザン・サランドンの息子さんで イマジナリーフレンドのダニエルがシュワルツェネッガーの息子さんという 二世演技対決映画。 ホラー的な表現が時々あるので苦手な人は注意。 それと強い光の点滅があります。嘔吐も。 ラストばれ 終盤にジャンルが変わって、あれれれ?という感じに。 私的にはホラーは好きだけど、この味変はないほうがよかったかも。 ダニエルが普通に別人格で、主人格に執着していました!ではいかんかったのか。 閉じ込められたドールハウスの外の、 地獄に落下すると外に戻れるという理屈もよく分からん。 お母さんの統失描写に気合が入っていました。 そりゃ子供にしたら「遺伝するって知ってた?」って聞きたくなるよな。 (あと、治療薬が創造性を阻害するというのはもはや常識なのか) (ダニエルはオカルト由来の存在だったので薬物では消えなかったけど) この話で一番アカンのはカウンセラーだと思う。 凶暴な別人格があると分かっている患者と夜中に密室で2人だけで会うとか。 主人公もダニエルも美しかったし、演技が拮抗していてよかった。 2021.02.07 サイトに掲載 2022.05.08 再掲載 戻る |