「囚われた国家」 宇宙人に支配された地球で、 抵抗活動を行うレジスタンスと、 それを取り締まる人間組織の攻防を描いたSF。 子供の頃に、家族で逃亡を企てた罪で両親を殺され、 抵抗軍の中心的人物になった兄を持つ少年が主人公です。 宇宙人との華々しいバトルはあまりなくて、 どちらかと言えば歴史上何度もあった弾圧と抵抗の描写に近いかも。 大作侵略映画というよりはサスペンスです。 ラストばれ ルパート・ワイアット監督の過去作品、 「DATSUGOKU 〜脱獄〜」や「猿の惑星: 創世記」、 なんか毎回、弾圧を受ける男たちの連帯を描いておられるような… そして最後にちょっと意表をついて終わる。 こだわりのテーマがあるのはよいことですよ! オチは、まあ予想はつくが痛快なオチだと思う。 そこに行き着くまでが少し冗長だったので、 爆破に絡むイベントがあと2つ3つあればなと感じました。 2021.01.14 サイトに掲載 2022.05.08 再掲載 戻る |