「燃えよデブゴン/TOKYO MISSION」










るろ剣のアクション監督を務めておられた谷垣健治監督作品。
ドニー・イェン氏主演。本作のアクション監督は
HiGH&LOWのアクション監督をされていた大内貴仁さんが担当。

熱血刑事の主人公は、いつも行きすぎた仕事ぶりが問題になっていたが、
ある日とうとう署長の逆鱗にふれ、閑職に追いやられてしまう。
同じ理由でパートナーにも愛想をつかされ、
彼は失意の生活で倍ほども太ってしまう。
そんなある日、日本人犯罪者を東京まで護送するという
失地回復のチャンスを与えられた彼は…というあらすじ。
アクションコメディ&ラブコメディ。

タイトルにデブゴンとありますが、
昔にあったデブゴンシリーズの続編やリブートではありません。
でも往年のカンフーコメディー映画そのままのテイストで懐かしくなりました。
あとやっぱりアクションはすごい。
日本の描かれかたは、あまり良くないので、愛国戦隊の人は見ない方がいいかも。

昔にジャッキーがやっていた、
建物を上手く使ったアクションにパルクール要素をプラスして、
進化形を見ることができました。
築地は別の市場で撮影、歌舞伎町は屋内セットだそうです。
すごい!資本力ぅ!

ドニー・イェン氏がおデブちゃんの特殊装備をしたまま
ものすごく高く飛ぶし、180度開脚など柔軟性も見せてくれるし、
打撃も蹴りも強烈です。身体能力が半端ない。
なんだか私は冒頭のスターオーラを放射している素のドニーさんよりも、
ぽちゃドニーさんの顔のほうが好きかもしれない…話が合いそうで…。

竹中直人さんに似てる人がいるけど、小さいから違うな、と思ってたら
ご本人でした。
敵のヤクザの人もアクション達者!と思ったらHiGH&LOWにも出ている
岩永ジョーイというかただった。ヤクザの親分もHiGH&LOW出演のかただし
半分くらいHiGH&LOWなのでは…。

内容ばれ

日本は、警察がヤクザとほぼ結託しているが、
メンツだけは大事とかあのあたり、
それと地震の描写に怒る人はまあ、いるかもしれん。
日本の警察、ヤクザには、ちゃんと厳しいですからね。
ヤクザにはね…。

そういえば他国から見た日本ってとても静かなんでしょうね。
他国に行くと話声とか大きいな?って思うし、
クラクションとか生活音とか大きく感じる。

冒頭になぜか、映画の中の東京タワーはセットです
という注意がある。なぜだ。
それとエンドロールに撮影風景とNGシーンがあります。










2021.01.07 サイトに掲載

2022.05.08 再掲載





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