「ワンダーウーマン 1984」 世界大戦から人類を救ったダイアナは、博物館勤めの傍ら 凶悪犯罪をひそかに未然に防いでいた。 ある日、出所不明の大量の古美術の鑑定が FBIよりダイアナの同僚へ依頼され、 その中には謎めいた、願いを叶える石があったが、 それをきっかけにダイアナの周囲が変貌を始めるというあらすじ。 冒頭の1984年、ファッションも音楽も人の行動もやたらに過剰で まさに1984年!という感じでした。倫理もいまよりやばかった。 どこまで書いていいのか難しいですけど、 アメコミやアクションに興味なくてラブロマンス好き!というタイプも楽しめる、 幅広い層に受けそうな内容です。 ダイアナのデート、とっても可愛かった。 音楽はジマーです。 内容ばれ 冒頭、冴えなくておとなしい眼鏡女子とダイアナの夢映画が始まったかと思った。 出会って、ごはん食べに行って、悪漢から守ってもらって、ポーッとなるという…。 でも、エンドロール後に、友達になってください と眼鏡女子が言うシーンは入れるべきだったのではないかしら… でないと眼鏡女子がかわいそうすぎる。 冒頭のショッピングモールのウィンクなどから 女児エンパワメントも意識してると思うんだけど みんながみんなダイアナになれるわけではないので、 優しい眼鏡女子タイプの女児がショックを受けそうで心配。 2mに1人くらい声をかけてくるアメリカのキャットコーリング、 現実でもあんな感じだったらあれは歩きにくかっただろうな。 あの酔っ払い声かけオヤジ、すごいエンカウント率だけど 1日に500人くらい声かけまくってるんだろうか。 声かけオヤジが叩きのめされたりする一方で、 スティーブには、「あなたは特別ね。私にはできない」 「あなた以外愛せない」という感じの褒め・デレもあり、 男性が見ても楽しめる(感情移入できる)バランスだと思う。 まあダイアナのほうが強いって知ってても、 ブレイクダンスから彼女を庇おうとしたり 彼は本当に理想的な男性なのですけれども。 無知なパートナーを愛でながら優しく教えてあげるパターン 前回と逆ですね。 デートパート可愛かったのでDVD特典で倍くらいオマケにつけてほしい。 しかしイケメンは変な格好をしていてもイケメンだなあ。 邪神邪神言われてましたが、願いのキャンセルを受け付けるなど、 良心的な神様だと私は思いました。 ダイアナとか、普通に戦える程度の弱体化で済んでたし、 スティーブとデートして旅行してウフフキャッキャ暮らしても キャンセルしてくれるんですよ?最近の通販会社だってそんな甘くないよ。 アベンジャーズのあの石の容赦なさと比べたら菩薩だよ。 でも、ジャスティスリーグの中で、「大切な人か、世界を守る力か」 という過酷な選択をさせられたのってダイアナだけなので、 みんなもっとダイアナを労わって! (「ジャスティス・リーグ」の2017年はまたもや塩対応に戻ってたので 30年ほどの間にまた何かあったんだろうか…) アクションは冒頭が一番良かった。 終盤になるにつれ、ちょっと…という感じに。 せっかくの黄金聖衣はほぼタケコプター扱いだし。 アステリアのアイディアはとても良かったので どうしてもいれたかったのでしょうけども。 ああいう、旧版とリンクしていたり、 前作の秘書子さんと交流があったりするねたは良いですね。 (写真の年配のご婦人、前作のエッタの老いた姿だと思ったけど違うかも…) エンドロール中に映像があります。 2020.12.20 サイトに掲載 2021.05.05 再掲載 戻る |