「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」










フィンランドの映画史上最高の興行成績を記録した(2017年時点)映画。
ソ連の侵略により(冬戦争)領土を削られたフィンランドが、
更なる侵攻を懸念し、ヒトラー政権のドイツと同盟を結んで
かつての領土を取り返そうとする継続戦争中の話。

原作小説はフィンランドで何度も映像化されている古典名作らしい。
「永遠の0」のようなもの?
(日本の興行成績NO1は比較にならぬほど千と千尋の神隠しが上で
永遠の0はもっと下位ですが、同じ戦争映画ということで)
と思って見てみました。

戦争に乗り気ではない無双系男性主人公が
男たちの尊敬を得たりして、銃後の妻が子供を守って云々…
という大筋は同じだけども、
日本軍とフィンランド軍は国民性の違いが出てるなあと感じました。
上官の命令に納得のいかない点があるとその場で意見したりして。
上官も部下がフランクすぎると注意するけど
でも殴られたり懲罰をうけたりはしない。
あと、活躍すると褒美に1週間ほど家に帰らせてもらえる。

それから奥さんも、夫が戦場から帰ってきたら
喜んで出迎えはするものの、
帰って2分で馬の蹄鉄の交換をしてちょうだい、
薪が必要なのって仕事を割り振る。
妻というか仕事のパートナーという面も大きい。

兵士の死ぬシーンはわりと残酷だけど
でも日本の戦争映画の悲惨さの表現方法と比べると
なんかカラっとしているような気がする。

内容ばれ

「フューリー」でも同様のシーンがあったけど、
武装した兵隊が民間の女性だけの家にぞろぞろ入ってきて
おもてなしを受けて、
その家の若くて美しい女性と若い兵士が互いに一目惚れ状態になるのって
男性監督ならではの感性だなあと思います。
ふつうに考えたら怖いよ?
この映画だとロシア人のおうちだし。


主人公と仲良しの人の名前(愛称)が「スシ」で、見ていてお腹が減りました。








2020.09.27 サイトに掲載

2021.05.05 再掲載





戻る