「コンフィデンスマンJP プリンセス編」 シンガポールの大富豪、レイモンド・フウが没し、 彼の3人の子等がその莫大な資産を相続すると思われたが 遺言状には所在不明の4番目の子供に全財産を譲ると書かれており ダー子たちは相続のおこぼれにあずかろうと、 4番目の子供、偽のミシェルを担ぎ上げてフウ家に乗り込むが…というあらすじ。 ドラマシリーズ+映画版1作目、の続編の映画版2作目です。 所謂コンゲームもので、2転3転する展開が魅力。 ドラマも映画も面白いのでおすすめ。 脚本は古沢良太さんのオリジナル。 古沢さんは人情ものがお得意なので、 血も涙もない騙し合いというわけでもなく、適度に善意が描かれるのが良い。 ただ今回は病禍と、主要メンバーの俳優の不倫と、 それから公開直前に出演されている若手俳優さんがお亡くなりになるという、 不幸なスタートとなってしまった。がんばれー! 出演者が豪華で、レイモンドが北大路欣也さん、 その忠実な執事が柴田恭兵さん、 富豪の3人の子が白濱亜嵐さん、古川雄大さん、ビビアン・スーさん、 ホテルスタッフ滝藤賢一さん、 ドラマからの出演で広末涼子さん、前田敦子さん、石黒賢さん、 前回映画からの流れで竹内結子さん、そして三浦春馬さん。 友情出演的にGACKTさん、デヴィ夫人、前作に続き生瀬さん。 全員なかなかおいしい役所でした。 ラストばれ 邦画ではものすごくものすごく珍しい、年上の女性メンターと少女の話。 今回の件はマンゴーおじさんとレイモンドによる共謀オチだと思ってたら違った! でも、そっちかー!!っていう真相。 やや人情多めでした。 ダー子さんの衣装が多くて、とても楽しめました。 2020.07.27 サイトに掲載 2021.05.05 再掲載 戻る |