「FREAKS フリークス 能力者たち」










才能発掘ショーで最終選考に残った(らしい)

ザック・リポフスキー&アダム・B・スタイン初監督作品。

根強い人気ジャンル、B級超能力ものです。

7歳の少女クロエは、父親と2人暮らし。

外に出ることは禁じられ、普通の人間のふりをする訓練を日々受けていた。

しかしある日、父親の目を盗んで

アイスクリームトラックに近付いたクロエは、

アイスクリーム売りの老人から意外な話を聞かされる…というあらすじ。



最初は、この父娘は本当に世の中から排斥されているのか

それとも父親の頭がおかしいのか、

彼は本当に父親なのかという点にどきどきしますが、

色々明らかになってきます。

超能力の表現とか、家族の表現とか、低予算ながら中々よかった。

先端恐怖症の人にはちょっと厳しいかも。



終盤までばれ



クロエは強力な意志操作能力の持ち主。

おじいちゃんは透明化できる能力者で、

お父さんは世界中の時間を止められる。

どう考えてもお父さんが一番強いと思うんですが、

そこは色々考えあって、序盤はその力を隠れるためだけに使っていたり、

後半は能力が使えない理由や状況で縛られる事になります。



なんかお父さんとおじいちゃん(義理の父)の仲が普通に悪いのが

超能力関係なく家庭ものみたいで面白く、

あと娘7歳の第二次イヤイヤ期が強烈で、

父の言い付けは聞かない、祖父の言う事も聞かない、

なにもかもをぶち壊す、で育児って大変ダナーって変な感心をしました。

能力を使うと目から血が流れるので、そこを利用して

紫外線ライトで頬を照らすというチェック方法は

ナイスなアイディアだった。



ペンを目に突きさすシーンが2度ある。

子供の前で悪いことするとすぐ真似するでしょ!おじいちゃん!

あと他人の意志を操作できるというのは、

人格形成上非常に良くないなと私は思いました。

一応ハッピーエンド。

















2020.04.29 サイトに掲載

2021.05.05 再掲載





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