「ファントム・スレッド」 ポール・トーマス・アンダーソン監督 ダニエル・デイ=ルイス主演 オートクチュールの高名なデザイナーである ダニエル・デイ=ルイスは、 美意講が高く神経質な男で、 女性と恋に落ちては彼女を家に住まわせ、 興味が失せると追い出すという パターンを繰り返していた。 しかしある日、若いウェイトレスに恋した彼は 彼女を家に連れ帰るが、純朴に見えた彼女は 次第に本来の性格をあらわしてゆき… というあらすじ。 美意識高い映画でした。 出てくるドレスすべて、購買層の富豪の方々、 デザインスケッチ、白衣を着た縫子、 科理や食器、優雅なしぐさ。 ダニエル・デイ=ルイスはいつもの完璧主義を発揮して ドレス製作を学び、実際に作れるようになったそうです。 何を目指しているんだ(笑)。 おじいちゃんドリではない。 (おじいちゃんドリ1級鑑定士) 内容ばれ モラハラ蜘蛛が、いつものように蝶を食べよー!と思ったら それは蝶じゃなくて猫だった。 でも猫は優しい猫で、蜘蛛を愛していたので殺したりはせす、 脚を一本抜いては眺め、 また一本抜いては眺め、するのだった というような話。 (谷崎潤一郎が書きそう) デザイナーの姉との関係や、母親への思慕の情とか 普通のモラハラ野郎ではなくて ひたすら上品で、ウワァーって感じの。 自分の才能に苦しめられている この世のすべての人のところに アルマが来るといいですね(よくない)。 2020.04.15 サイトに掲載 2021.05.05 再掲載 戻る |