「チャーリーズ・エンジェル」 新シリーズリブート。 クリステン・スチュワート、 ナオミ・スコット、エラ・バリンスカが主演。 電気に代わる新エネルギー「カリスト」の開発に携わったエンジニアのエレーナは、 カリストに致命的欠陥があるのを上司に訴えるが取り合ってもらえない。 リリースが目前に迫り、思い余った彼女は告発に踏み切ろうとするが、 直後に敵の急襲を受けて…というあらすじ。 ドラマシリーズや映画シリーズが好きだった人必見。 小道具や小さなネタにご注目ください。 今回アクションもファッションも良いですが、 過去シリーズにはなかったガールズパワー、 シスターフッド要素がこめられて21世紀っぽい感じに。 OPからして何が言いたいかグイグイ伝わってきました。 当然男性の受けは悪く、ボッコボコですけど、 年間数十本は封切られる、プルトニウムとか、 インターネットすべてを支配するスーパーなプログラムとか、 大量破壊兵器の開発者を守ったり追ったりする 腕ききエージェントの男性主人公映画作品群と比べても それほど悪くない出来具合だと思います。 男性エージェントものになくて女性エージェントものにある要素、 それはイチャイチャ仲良しシーン。 みんな可愛かった。腹いっぱいになった。 ネタバレ お互いにくっついてうたた寝したり(かわいい) 仲間が怪我をしたらクールな子が号泣したり(かわいい) 人と人が仲良くしているのは見ていて微笑ましいので 別に男性エージェント同士もやっていいと思うんですけど。 (気持ち悪いからやらないというのは思考停止だぞ) ナオミ・スコットがちょっとドジっ子役で、 いい感じに明るくなっていた。 新ボズレーの美女が監督だったんですね。 知らなかったのであとでびっくりした。 私は過去映画のルーシー・リューとお父さんのエピソードが好きなので イタチちゃんねたが拾われていた(たぶん)のが地味に嬉しかった。 あと豪華すぎるエンディングのなかの、 「RBGも昔エンジェルやってたネタ」が狂おしく好き。 エンタテインメントの男性主人公作品と女性主人公作品のバランス、 きっと最良の中間点がある筈だから模索してほしい。 2020.02.24 サイトに掲載 2021.05.05 再掲載 戻る |