「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」










ベルギーの幻想怪奇ホラー。
主演は ニコラス・ケイジ。
主人公は愛する女と郊外で幸せに暮らしていた。
しかしカルト宗教団体に目をつけられた彼女は、
拉致され、主人公の目の前で焼き殺されてしまう。
主人公の復讐が始まる、という内容。

厳しめの感想になるが、
アップデートの済んだ同系統の話、
「ジョン・ウィック」があるのに、
この映画を撮る必要があるだろうかというと、
私はないと思う。
女を殺されて怒りのあまり無双する実力者の男の話とか、
21世紀になって、わざわざ撮らなくていいよお、
もう1億本くらいあるじゃん…。

内容ばれ

あとこの映画、妙にモタモタしていて、復讐に身を投じた男が、
怒りのスタートダッシュするんだけど、
なぜかもう一度敵に捕まる。
何でああしたのかは分からない。

あと怒りの主人公はまず武器を鋳造するんだけど、
それでラスボスを倒すかと思ったらそうでもない。よく分からない。

ほかにもよく分からない北斗の拳バイクの人や、上位種らしき人が出てくる。
最後まで見ても何も分からない。虚無の映画。

画面の粗をごまかすためか、やたら赤く、
20世紀の夜中にテレビでやってたマイナーホラーみたいなので、
それがお好きな方にはいいかもしれない。











2020.01.22 サイトに掲載

2021.05.05 再掲載





戻る