「ブリグズビー・ベア」










この映画は何も知らずに見た方が面白いんですけど、
私も設定を読んで見たくなったので難しいですね。

狭いシェルターで両親と暮らす青年ジェームズは
子供の頃から「ブリグズビー・ベア」というSF番組が好きで、
ファン同士、ネットで意見をやりとりし、
またその内容についての研究も熱心に行ってきた。
(ここからばれ)
しかしある日、警察がシェルターを制圧し、
ジェームズの生活は一変する。
実はジェームズは幼い頃誘拐された子供で、
両親だと思っていた男女は誘拐犯で、
「ブリグズビー・ベア」も誘拐犯が作っていた偽番組で
ネット上のファンダムの意見もすべて
誘拐犯が書きこんだものだった。
25歳のジェームズは実の両親と会うが…という話です。

ここはまだ序盤で、
メインはジェームズが外の世界に適応できるか否かという問題と、
あとジェームズのブリグズビー・ベアへの愛情です。
何しろ彼は他の漫画や映画やゲームを知らず、
彼の世界には「ブリグズビー・ベア」しかいないのです。

同じ監禁ものでも「ルーム」のような地獄展開ではなく、
どこかフワフワした優しい話です。
ジェームズの社会性にあまり問題は見られず、
「ブリグズビー・ベア」が教材として優秀だったんだろうなと思いました。

内容ばれ


きょうだいに、パーティーに連れて行かれるというと
「ヘレディタリー」しか思い浮かばないので、
今すぐ帰るんだって思ってました(笑)。
でもあの親友の人と出会えてよかったね。
しかしアメリカ人はしょっちゅう両親が一緒に出掛けて、
あちこちでパーティーをやっているのか?
そして人の家の寝室で勝手にまぐわうのが
マナー的に推奨されているのか??

刑事さんがとても良かった。
人がなにか夢中になる事に出会うのは
何歳であってもよいものです。











2019.06.12 サイトに掲載

2020.01.01 再掲載





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