「聖なる鹿殺し」









ヨルゴス・ランティモス監督

中盤くらいまでのあらすじ
外科医の主人公が、手術の失敗で死なせた患者の息子に
罪悪感を持ち何かと援助するが、
やがて外科医の娘と息子の両足が動かなくなり、
拒食症を発症する。
嘆く外科医に、青年は「妻と娘と息子のうちだれか1人を選んで
死なせなければならない。でなければ全員死ぬことになるだろう」
と宣言する。という実に嫌な内容。

荒木先生の漫画にありそう。岸部先生の短編的なやつ。

終盤までばれ


ランティモス監督、優れた作品を撮られるんだけども
私と合わね〜。

娘も息子も妻も、自分以外を犠牲にするように
一生懸命父親にアピールしてくるんですが、
人間のことなにも信用してない人の作る、
地獄の中年ドリという感じでした。
しかも妻も娘も息子も、心は謎の青年のしもべなのです。

あんなにぐるぐる回ったあとで水平に銃が撃てるなんてすごい。










2019.06.07 サイトに掲載

2020.01.01 再掲載





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