「神と共に 第一章 罪と罰」









高層ビル火災の救援活動の最中に
女児を助けて命を落とした消防士の主人公は、
使者の来訪を受ける。
彼はこれから地獄で7つの裁判を受けなければならず、
その判決によって刑罰を受けるか、転生できるかが決まるとのこと。
使者達は主人公の弁護と警護を行うチームだった。
人を助けて命を落とした主人公は、
「貴人」という大変珍しい身分を与えられ、
裁判も楽に通過できるはずだったが…というあらすじ。

第一章は真面目な主人公とその家族の絆がメインなので、
めちゃ泣けます。
サブの要素は、グレイのロングコートを身に着けた
使者達のアクションと謎めいた過去ですが、
この使者達は元人間で、前世の記憶がありません。
第二章は使者達の話になる予感。
なんだか伊坂 幸太郎さんの書かれた「BLEACH」という感じがする。
(原作は漫画らしい)

エンドロール後に2章の予告があります。
みんなの兄貴、マ・ドンソクさんが出てくるよ!

内容ばれ

母の献身と息子の孝行という非常に馴染のあるテーマ。
この部分を予告でジャンジャン流せば、
日本の動員はもっと増えるのではないかという気がする。
しかしこれ儒教も仏教も全然なじみのない国の人が見たら
どんな感じがするもんだろう。
(ちなみに7日ごとに7回の裁判を受ける故人のために、
現生からエールを送る、というか裁判官に口添えするシステムが
初七日、四十九日などの法要)

お話の運び的に仕方ないとはいえ
便利アイテムがあるのにそれを全然活用せず、
誤った判決を連発するシステムはハリポタ界の裁判を思い出してイラっときます。

第二章は裁判官達を巻き込んだ燃え展開希望。
リーダーとマ・ドンソク兄貴は勿論のこと、
リーダーと後輩君、リーダーと弟くんにも何か因縁がありそう。
そしてリーダーと閻魔大王も、
過去の裁判の時に何かあったんでしょう?そうでしょう?
第二章楽しみです。









2019.06.06 サイトに掲載

2020.01.01 再掲載





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