「恋は雨上がりのように」 無愛想でクールな17歳の女子高生が、 45歳のおじさんに恋をして猛アタックするという話。 男性のドリの典型のあれだな…と思っていましたが 「この作品は違う!」という擁護を複数聞いたので見てみました。 まあ主人公の女子高生が年下女子に壁ドンされたり、 主人公と友達の友情がもつれたり、 45歳のおじさんの親友の小説家が 明らかにこれおじさんに思いを寄せてるね? と邪推できたり、そこのところはよかった。 あとおじさんが大泉さんなので気持ち悪さは最大限カット。 下記はdis しかし製作者を縊り殺したいとまでは思わない、というだけで、 作品として優れているとかそういうのはない。 おじさんか女子高生、どちらかに自己投影できないときつい。 少なくとも実写映画は。 原作はもっと長くて複雑なのかもしれない。 「こんなおじさんのどこがいいの」って問いかけて、 女子高生の口からおじさんの長所を言わせたりとか、 雨でずぶぬれの女子高生を家にあげて深夜の停電とか、 おじさんが小説家の夢を諦められなくて家庭を壊してたり、 あまり読書してこなかった女子高生に書籍ソムリエしたり、 まあそのへんがきつかったですね。 2019.04.25 サイトに掲載 2020.01.01 再掲載 戻る |