「アリータ バトル・エンジェル」









監督ロバート・ロドリゲス
脚本ジェームズ・キャメロン

「銃夢」実写化。
まさかクリストフ・ヴァルツ演じるイドを見ることになろうとは。
漫画表現に近付けるためにアリータの目はCG加工されています。

身体の機械化を専門とした医師イドは
スクラップの山から少女のサイボーグの頭部を発見する。
亡き娘と少女を重ねるイドは、
記憶を失くした少女に娘の名とボディを与える。
町では連続で女性が襲われる事件が発生しており、
巻き込まれた少女は異常な身体能力を発揮するというあらすじ。

原作のエピソードを贅沢に使用。
大筋は忠実で、キャラクターもたくさん登場。原作愛を感じます。

東洋の拳法スタイルをミックスしたアリータのアクション、
見ごたえあります。早くて目で追うのが精一杯だった。
アップやスローモーションが効果的で、
いい意味で漫画っぽかった。

内容ばれ

ただ、20年前の漫画なので、
強力な力を持っているが無垢で無知な少女が
男性に心酔し身も心も捧げ尽くすっていう人物設定、
近年のハリウッド映画では批判されているパターンなので
ちょっとヒヤヒヤしました。
(日本のアニメやゲームではまだまだ現役の人気パターンですけど)
(そこのところももう少し変えてもよかったのよキャメロン!イドの設定も少し変えたんだし!)
(あと世話を焼くだけの有色人種の助手の女性も相当やばいと思う)
イドとチレンの役割を入れ替えればよかったのでは…?

アクションが格好良かったので、
肝心のお話が古びているのがちょっと勿体ない気がした。

あっ、サンドイッチは最後まで食べよう!(デブの着目点)


犬!死ぬ!注意!(死ぬところは映りません)










2019.02.25 サイトに掲載

2020.01.01 再掲載





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