「マスカレード・ホテル」 東野圭吾さん原作、木村拓哉さん主演。 お客さんがすごく多くて、終了後座席を立って通路に出ても 列が進まなくてシアターから出られない状態だった。 客層も幅広く、年配のかたから母娘ペアっぽいひと、 女子連れ、デート、学生ちゃん達。やっぱりキムタクは強い…。 映画を見るのは年に1〜3本という層が来てるなと思いました。 東京で起きた3件の殺人事件は、 当初まったく関連がないと考えられていたが、 現場に残された数字のメッセージを解読すると 連鎖している事が分かった。 犯人が次の殺人を起こす場所として予告したのは 高級ホテル、「コルテシア」だった。 刑事たちはホテルの従業員に扮して客を監視するが、 不慣れな刑事キムタクは客への態度に問題があり、 熟練のフロントスタッフ長澤まさみと何度も激突する… というあらすじ。 反目しあう2人が、互いの能力を認め合い やがてバディになるという鉄板パターンです。 (モンスタークレーマーが何人か出てくるので、 怒鳴ったりゴネたりするシーンが苦手な方はちゅうい) (私は苦手というか、金属バットで両膝砕きたくて砕きたくて震えた) (きっと本当に外道クレーマーさんが毎日全国で大暴れしてると思いますが 一度誰かが両膝を折られたら半分くらいに減りますよきっと…) キムタクさんは、 ちょっと口と目を動かして、笑うでもなく顰めるでもない 「ん」って顔するのがうまいなあと思います。 あと華がありますね。後姿の動作だけでも華やか。 オチばれ 犯人のひとは、割と最近別の映画で、 とても強い役でお見かけしたので、 そんなやつ消すのはわけないだろぉぉ!と思いました。 ちょっと根本のトリックに無理があるというか 普通に殺した方が嫌疑がかからないと思う。 (頭が良すぎるというのも大変だな、てきなフォローありましたけど) あの昔懐かしい古き良きミステリーのトリックぽいやつは好きです。 やっぱり邦画は尖りすぎてたり凝りすぎてたりするやつより、 だいたい予定調和で、突飛な事は起こらず 最後に首をかしげるエンドでもなく、 知っているタレントさんがたくさん出ている作品が強いな。 撮影協力の最初に名前があがっていたので、 メインのロケ地はロイヤルパークホテル東京のようですが、 あの印象的なフロントはないみたいなので セットとの合成なのかな?エントランスとロビー、 とっても雰囲気がよかった。 美しいホテルも主役の1人という感じだった。 2019.01.22 サイトに掲載 2020.01.01 再掲載 戻る |