「泥棒役者」










西田征史さんの舞台劇を映画化。監督西田さん。
本作が2作品目。

不運な生まれ育ちで窃盗に手を染め、前科もあるが
いまは更生して真面目に働き、一緒に暮らす彼女もいる主人公。
しかし昔の仲間に、彼女をねたに脅され、
豪邸に盗みに入る手助けをさせられる。

豪邸の主は有名な絵本作家で、彼は押し入った主人公を
編集者だと勘違いするが、
遅れてやってきた本物の編集者は主人公を初対面の作家だと勘違いし、
主人公は嘘がばれないように必死で演技をする…というあらすじ。

いつの間にか上映が終わっていて後で知りました。
わりと劇場には行っているのに、予告とかポスターとか見なかった。

西田さんの前作「小野寺の弟・小野寺の姉」から
苦みを抜いたような、優しい感じの喜劇です。
ちょっと三谷さんっぽいな?と思った。

舞台版の主人公は片桐仁さんで、
それで主人公の髪型はモジャなのか!!(笑)
片桐さんは映画にも隣人役で出演されてます。
映画版の主人公は関ジャニのひとらしい。
なんだか真面目そうな顔が役柄に合っていた。

内容ばれ

やや綺麗すぎるところがあって、
私は「小野寺の弟・小野寺の姉」のほうが好きです。
あ、エンドロールに姉弟がカメオ出演している。

昔の仲間が最後に地面のお金を拾い集めているところくらいかな?
ちょっぴり意地悪な視点は。

主人公の彼女がとてもスパダリで、
「最後にこのラオウの横におればよい!」みたいな器の大きさを感じました。
ていうか、私は器が小さいので、
デートの約束を直前ドタキャンして、
仕事すぐ終わらせるって言った癖に晩まで帰ってこなくて、
カニクリームコロッケだいなしになったらグーで殴るわ…。
カニクリームコロッケ作ったことないけど。








2019.01.13 サイトに掲載

2020.01.01 再掲載





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