「グリンチ」 フー村では村民が皆クリスマスの準備に大忙しだが、 村外れの洞窟に住まうクリスマス嫌いのグリンチは面白くない。 彼は愛犬マックスと、村のクリスマスを台無しにしてやろうと決意するが… というあらすじ。 原作は絵本で、何度か映画化されているようですが、 私は今回初めて見ました。 (それで台本のト書きのようなナレーションがあったのか) ミニオンズのイルミネーション制作のアニメ。 というかミニオンのショートフィルムが同時上映です。 クリスマスの飾りやご馳走、グリンチの珍発明品は 細部まで丁寧で見ていて面白し、キャラクターの表情は魅力的です。 あとマックスがかわいい。賢くて好奇心旺盛な若い犬!という感じ。 シンディ・ルーもタフで優しい良い子! 音楽がエルフマンなので、ちょっとナイトメア・ビフォア・クリスマスを思い出します。 田舎なので字幕の上映がありませんでしたが、 大泉さんが巧くて、違和感全然なかったです。 内容ばれ グリンチの改心が早すぎて、ちょろいヒロインみたいでした、 が、シンディ・ルーがスパダリなのでチョロインでいいのかな…? フラッシュモブ聖歌隊のシーンが一番好きです。ホラー的…。 ただ、予告にも使われていた食料品店でのグリンチの嫌がらせは ちょっとやりすぎで(口に入れた食品を吐き戻して瓶に詰め直して 他人の買い物かごに入れる。棚に体当たりをして商品を落として壊す) 普通に器物損壊で警察を呼んでいいと思う。 あと、ああいう場合のモブは「まあ、なんてひどい」みたいな態度しか取らないが、 たまには背後から無言でバットを脳天に振りおろすモブがいてもいいと思う。 しかしイルミネーションはそろそろ、 孤児=不幸!という認識を世間に広めるのはやめないか? なお、ツンデレ発明家=萌え!という趣味は 大変結構なのでそのまま続けて下さい。 グリーン・ホーネット(2011年映画版)のファンは、 お目ざめのラテのシーンでソワソワするかもしれない。私はしました。 2018.12.17 サイトに掲載 2019.01.01 再掲載 戻る |