「パターソン」









アメリカ、ニュージャージー州のパターソンに住んでいる
バスの運転手の夫とその妻が、なんでもない1週間を送る様子を
淡々と描写する映画。
毎日同僚の愚痴を聞き、犬の散歩をして、
バーのマスターと世間話をし、常連客の喧嘩に巻き込まれ、
そして時々、詩を書く。

監督の前作
「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」も、
吸血鬼の夫妻の日常を描いており、
夫は繊細で妻が鷹揚だったので、
丁寧な生活系がお好きなんだろうなという感じ。

内容ばれ

アレン・ギンズバーグもパターソン出身だったのか。

最後突然日本人旅行者が出てきて、
同郷人としてはちょっとモジモジする。
日本語訛りの英語って、あんな感じで不思議な、
そしておもしろいニュアンスなのかな。
でも日本語なまりの英語、聞き取りやすいです(笑)

「詩の翻訳はレインコートを着てシャワーを浴びているようなものだ」
はとってもいいセリフ。

永瀬正敏さんの持ってた詩集も、あのマッチも買えるそうです。











2018.12.06 サイトに掲載

2019.01.01 再掲載





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