「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」









「マンマ・ミーア!」続編です。
あれから10年。
ホテルのリニューアルオープンに漕ぎつけたソフィの元に
続々と懐かしい顔ぶれが集まってくる…というあらすじ。
大学を卒業して旅に出発し、運命の男性3人と出会う過去のドナと、
その娘ソフィがホテルの再開業に向けて奮闘する現在が
交互に描かれます。

年齢を重ねても、元気で友情に厚く、お洒落で、
結婚経験者でも未婚でも恋を楽しんで、対象は異性でも同性でも、
という人生謳歌ミュージカル映画だったので、
見終わって明るい気持ちになりました。
太陽光が(ライティングが)明るくて、
登場人物たちがともかく仲良くて
憎みあったりしないというのも大きい。

序盤のフランスのカフェのシーン、
群舞は若く美しい人だけではなく年配の人も適度にいらっしゃったし、
車椅子のかたも踊っておられたので、
誰でもいつまでも人生は楽しめるというのは、
今回のテーマであると思う。
特にエンドクレジットの映像が良かったので、最後まで見てほしい。

最後までばれ

過去の親友三人娘や、現在の恋人同士、おばあさま、死んだ母、
過去のパパ三人衆、死んだ母と娘、母と死んだ娘、
現在のパパ三人衆、過去の自分と現在の自分をそれぞれの人が、
時間と空間を越えてみんなで楽しく歌い踊るとか、
極楽浄土のようなエンドクレジットでした。

ドナが出会う男性と次々に関係を持ってしまうのは、オイオイ…なんですけど、
天真爛漫な彼女の性格と歌のパワーで、なんとなく自然な流れに見えた。
「グレイテスト・ショーマン」と同じで歌の力は大きい。

コリン・ファースいじりがすごくて、
「こうやっていると考えがまとまる」という無理のある理由で
なぜか椅子に両腕を縛り付けられているし、
なんの説明もなくスカルスガルド氏とタイタニックごっこしてるし、
ゲートの人にロックオンされるし。
(あとお仕事で日本に来ている設定でしたが、壁に「整合性」って書いてました…)
(いや、熟語であれば何でも壁に飾るという訳じゃないです…)

エンドクレジットのあとでもう1シーンあります。








2018.08.27 サイトに掲載

2019.01.01 再掲載





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