「パンクチュア 合衆国の陰謀」








監督アダム・カッセンマーク・カッセン
使用した注射針が刺さりエイズに感染した看護師が、
安全な注射器を使うよう病院に訴えるが、
病院側は全く取り合わない。
その裏には協会と医療機器メーカーとの癒着があり、
巨額の利潤を守るため、かれらは圧力をかけてくるが、
彼女の弁護人を引き受けた弁護士は型破りな人物で、
前途多難だった…というあらすじ。実話が元になっています。

事件が半分と、弁護士の無軌道ぶりが半分といった感じです。
弁護士はおそらく頭の回転が速く、学習能力も高いため、
全てにおいて飽き易く、リスクジャンキーの傾向にあるように思う。
そして彼がどうしてもやめられないコカインは、
ヒートアップしがちな神経を中和する役割があるのじゃないかと思う。

ラストばれ

むきになって意地になって、相棒に迷惑をかけて、
薬物と手を切れず、とうとうああいう結果になってしまって、
でも相棒は最後まで彼を見捨てなかったという、
なんかちょっといいラスト風なんですけど、
でも不審死じゃないの…?ていうのと、
あと、これはいかにもゴリゴリに金のとれそうな案件なので、
声掛けがもっと早かったら、いつでも大弁護団が組めた気がしないでもない。








2018.07.11 サイトに掲載

2019.01.01 再掲載





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