「パシフィック・リム アップライジング」








「パシフィック・リム」続編。
監督はスティーヴン・S・デナイトに交代しました。
カイジュウに破壊された都市は復興が進んでいたが
一部スラム化して無法地帯と化している場所もあり、
主人公はイェーガーのパーツ等を違法取引などして暮らしていた。
ある日彼はとうとう拘束されてしまうが
留置所にいた彼とコンタクトをとってきたのはモリ・マコ。
彼の義理の姉だった。彼女は主人公にある提案をする、というあらすじ。

新型のイェーガーがいちいち格好いいし、燃えるペアが複数出てきます。
前情報を全然入れてなったので、ナンダッテー!の展開が連続!
あと訓練されたパブロフの犬なので、メインテーマが流れると目から涎が流れます。

内容ばれ

英雄の息子とカイジュウに家族を奪われた少女(中のかた成人だけど)の師弟関係、
優等生な白色人種のパイロットと不良有色人種のペア、
真面目だけどマイペースな姉さんと素直になれない弟、
ロシア美少女とスラム育ちの天才少女のケンカ百合、
どれも素敵ですけど、とりわけハーマンとニュート…
世界の命運をかけたカップルになってしまった…びっくりした…。
スマートなブックが世界中で生産されてしまう…。
しかもあのラスト…なんて不健全な…!!

お昼の都心部でガンガン戦闘してましたが、
確か夜よりも予算が嵩むんじゃなかったかな…大丈夫かな…とハラハラしてました。
イェーガーVSカイジュウの格好よさは
前作であらかた掘り尽くされた感があるので、
今回はイェーガーVSイェーガー戦が熱かったですね。
コアの抉りだしとか、えげつないのが良かった…。
(動力の安全設計すごいな)

この1点だけは、ちょっと受け入れられない話
死に方にもランクがあって、あの文脈だと
序盤に死んで主人公の戦う動機の1つになる妻や彼女や娘の役割ですよね。
あれだけ経験と能力のある人が、イェーガーの中ではなくヘリに乗ったまま戦わず死ぬなんて。
(イェーガーに乗れなくなった理由があるなら、10秒でいいので説明ほしかった)
(General Secretaryって事務総長?書記長?総書記?)
あの人は前作の、主人公の恋人役とかじゃなく、主人公と同等の存在なのに。
あの人がペントコストの息子でボイエガくんの兄だったら、監督はあんな死に方をさせただろうか。
司令官になって現場にいるべきだったし、ペントコスト以上の偉業を成し遂げて
イェーガーの中で死ぬべきだったと私は思うけど、うん、資金てきな配役の事情は理解してます。
新登場の女社長とビジュアル&キャラクターがかぶるもんね。

あとマックス・チャンのアクションシーンは絶対に捻じ込むべきだったと思う!










2018.04.16 サイトに掲載

2019.01.01 再掲載





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