「夜は短し歩けよ乙女」 湯浅政明監督 森見登美彦原作 原作が有名なやつなので読んだ人が多いと思いますが一応説明すると 京都の大学に通う黒髪の乙女と、彼女に思いを寄せる先輩男性が織りなす 奇妙なドタバタコメディと、それを取り巻く不思議な人々と、 不思議な京都の街を書いたお話です。 このアニメ映画では、原作の4編の話を1夜(とその翌日?)に時間短縮してあります。 お酒おいしー!お酒好きー!っていう感じは原作より薄まっている気がする。 森見先生本当にお酒がお好きだからなあ…。 あと、先輩の内省的なところがカットされたので ちょっとストーカーっぽさが増しました。 でも絵柄とコミカルな動きはイメージ通りです。 内容ばれ 分からないのが、パンツ総番長の想い人の設定、なんで改変した!? 最初は成就するのかと思って、それは随分今風だと感心したんですが、 結局そうじゃなくて、誰でもいいみたいな結末でがっかりしました。 詭弁踊りはイメージと違って、なにやら前衛的でした(笑) 原作にもあるお友達パンチですけど、 親指を中に握りこんでパンチすると指関節を傷めるかもしれないので、 たとえどんなに柔らかくぶつ場合でも絶対やらない方がいいと思います。 酔っぱらって胸を揉んでくる輩は、石を握って殴るのが21世紀風ですよ。 2018.04.10 サイトに掲載 2019.01.01 再掲載 戻る |