「トレイン・ミッション」 リーアム・ニーソン主演のサスペンスです。 長年勤めた保険会社を定年前にクビになってしまった主人公は 失意のままいつもの通勤電車に乗るが、 その電車に乗っていた見知らぬ女から、 普段この電車で見掛けない客で、終着駅が目的地の人物を探し出してほしい。 報酬は2万5千ドルプラス7万5千ドル、という話を持ちかけられて つい依頼を受けてしまう。 しかし調査の邪魔になる人間は殺され、家族を人質にとられるに至り、 リーアムは事態の異常さに気付き、反撃を始めるというあらすじ。 昨日の「レッド・スパロー」と同じく、失業したら変な人が来て、 変な仕事やらされたプロットその2です。 リーアム・ニーソンがエロエロ学校にやられて性技を仕込まれ、 性接待をやらされるニーズもあると思いますがそれはまあいいとして アメリカの人もロシアの人も貯金をすると爆発して死ぬのだろうか…。 「レッド・スパロー」のバレリーナは母の医療費が嵩んだかもだけど、 この映画のリーアムは2008年のリーマンショックで 資産を吹っ飛ばしたという設定で、おそらく投機には懲りただろうから それから妻と必死に働いたお金はどうなったのだ。 失業した途端翌月の教育費の支払いが滞るというのは一体どういう。 生活レベルを落として貯蓄に励んではだめなのか…? アメリカの大手企業は落ち度がなくても社員を即座にクビにできるの…? 退職金が現物支給って、規定とかはないのか…?失業保険は…? それにしてもリーアム・ニーソンの家族を人質にとるとは、 映画とか見た事ないのかあの悪役は…! このリーアム・ニーソンも元刑事なので、駄目だろこれという気しかしない。 冒頭、この主人公は家族のこととても大切にしてますよー って映像が流れるのですが、わりとセンス良くて好きです。 喧嘩しているシーンもちゃんとあったり。 主人公が「愛してる」って言って、妻が「うーん、好きかも?」って ふざけて返事してたり。 犯人ばれ リーアムの元同僚の人、どこかで見た顔だと思ったら 死霊館のウォーレン夫さんかあ! そしてリーアムの妻役の人はウォーレン妻なので、なんだか死霊館ですね。 悪の組織も、できるだけ人間を殺したくなくて予算数千万円かけたけど、 リーアムが言う事聞かなかったので、新聞おじさんとかFBIの人とか、 関係ない人がわりと死んだ。でも仕方ないね。人選ミスだもの。 あの裏切り男は、7年一緒にいて 真相を知ったリーアムがどういう行動をとる性格なのかまるで分かってなかったし、 リーアムはリーアムで、 裏切り男が実はどういう性格なのかまったく知らなかったという、 ちょっとしょっぱい結末。 脱線してからが結構長くてびっくりした。 2018.04.03 サイトに掲載 2019.01.01 再掲載 戻る |