「リメンバー・ミー」









19本目のピクサーアニメです。
リー・アンクリッチ、エイドリアン・モリーナ監督。
メキシコの少年が主人公。
「シェイプ・オブ・ウォーター」では緑がアクセントカラーでしたが
本作では輝くようなオレンジ色がそうです。
カラフルな色紙の飾り、先祖を祀る祭壇の蝋燭と花々、
登場人物の褐色の肌と、真っ白い骨、
ちょっとほかに似たものを思いつかない色をした霊獣、
ともかく色の鮮烈な映画でした。
シナリオも良かった。

12歳の少年ミゲルは音楽を愛する少年。
しかし祖母の祖父が、むかし音楽のために妻と娘を捨てて去ったという過去があるため、
一族は音楽厳禁の家訓を守っていた。
ミゲルは、誰よりも尊敬を集めるミュージシャンのエルネストに憧れていたが、
曾祖母の写真の端に写る曾祖父のギターが、
エルネストのものと同じであると気付いた彼は…というあらすじ。

おちばれ注意

ミスディレクションが大変うまくて、
大人の私もコロっと騙されたので、子供さんはさぞかしびっくりされたと思う。
1年に1度帰ってくる先祖を、子孫がお迎えするメキシコの儀式は、
日本にもそっくりな風習があるので親しみがわいた。
(でもなぜこの手の風習は年に1回なんだろうね)
あとお母さんが履物を脱いでめった打ちにする攻撃は「じゃりン子チエ」を思い出した。
メキシコ=大阪なのかもしれない。

ただ、家族に夢を否定されても、家族を大切にしなければならない。
家族だから最終的には分かり合えるという内容なので、
そこに挫折した人にはつらい映画かもしれない。
でも大家族の互いを想い合う描写はとても素敵でした。

彼は好ましい人物だけどでも扶養責任と育児責任を放棄したのはよろしくない。
バチがあたって酷い目に遭ったという事で納得するけど。

同時上映
「アナと雪の女王/家族の思い出」

離れ離れになって育ったエルサとアナは、
自分達にクリスマスの習慣がない事に気付いて悲しむ。
オラフが、姉妹のために街中を回ってクリスマスの習慣を収集する…というあらすじ。
姉妹が互いしか見てなくて、新曲の歌詞が
「どんな場所でも私は行くだろう、そこにあなたがいるなら。
どこだってかまわない。あなたが一緒にいてくれるなら」
という最高のもので、新刊ありがとうございました!という気持ち。

ところで前作では魔法の建造物を作る時は、
それなりに力をこめないと発動しなかったエルサですが、
今回はノールック、片腕一振りでも魔法を操っており
魔力の上昇を感じさせました…。ディズニープリンセス最高の戦闘力…。










2018.03.22 サイトに掲載

2019.01.01 再掲載





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