「マリアンヌ」 ロバート・ゼメキス監督。 第二次世界大戦中のモロッコ、工作員のブラッド・ピットは 共同作戦で、フランスの女工作員マリオン・コティヤールと夫婦を装い、 富貴層の社交に溶け込んでナチス・ドイツの高官を暗殺する機会を得て 無事任務を遂行する。 夫婦のふりをして暮らした期間に惹かれあった2人は 英国で結婚し、やがて彼等の間に子供が生まれるが ある日、妻にドイツのスパイである嫌疑がかかっていると 上官に告げられる…というあらすじ。 第二次世界大戦のころの話ですが、戦争に関する描写はふんわりだったので、 白黒映画時代の、ド直球の正統派大作ラブロマンス映画の再現です。 どうしたゼメキス監督、懐古趣味に走るような、そんなお年でもなかろう… と思いましたが60代半ばでいらっしゃった。 でもさすがにまったく危なげないクオリティでした。 先鋭化、複雑化、リアル化の一途をたどる映画のプロットを 一旦リセットしたいという感じなのかな…? 2018.02.22 サイトに掲載 2019.01.01 再掲載 戻る |